【2023年版】チャットボット17社徹底比較!~無料ツールや特化型など分類別に紹介~

【2023年版】チャットボット17社徹底比較!~無料ツールや特化型など分類別に紹介~ のアイキャッチ画像

「チャットボットの種類が多すぎる…!」
「比較するとき何をポイントにしたらいいの…?」

チャットボットの導入企業は年々増えており、比例するようにチャットボットを提供するベンダー(業者)も増加しています。

多種多様なチャットボットから好きなものを選べるようになった反面、導入を検討している企業にとっては選定が大変になったともいえるでしょう。

しかも、仮にきちんと検討せず導入した場合、設定やメンテナンスが難しかったり、希望する運用がかなわなかったりする可能性もあります。

そのため、チャットボットを導入する際は、きちんと比較検討することが重要なのです。

本記事では、チャットボットの比較ポイントをわかりやすく解説し、導入目的に合ったチャットボットツールを紹介いたします。

目次

チャットボットの導入メリットをおさらい

チャットボット導入による企業のメリットについて、改めておさらいしておきましょう。

社内/社外の問い合わせ対応を効率化

チャットボットを導入する代表的なメリットが、「情シスや総務などの管理部門に寄せられる従業員からの社内問い合わせ対応」や「コールセンターに顧客から寄せられる問い合わせへの対応」といった、社内外の問い合わせ対応を大幅に効率化できることです。

有人での問い合わせ対応も重要な業務ですが、件数が増えると全ての問い合わせに対して有人対応を行うと担当者の負担増・業務効率低下を招き、対応のレスポンスや品質も低下してしまいます。

チャットボットを導入すれば、有人でなくとも良い問い合わせを代替させることができるため、担当者は重要な問い合わせ対応のみに集中したりコア業務へ充てる時間を確保したりすることが可能となります。また、チャットボット上にナレッジを集約することにより、対応品質を標準化して属人化を防ぎ、問い合わせ対応の待ち時間短縮・対応スピードの向上等も実現することが可能です。

社内外の利用者はスムーズに回答を得られるようになり、担当者は業務効率・生産性が向上するなど、社内外の問い合わせ対応を効率化すれば多くの人がメリットを得ることができます。

CVR向上による売上アップ

チャットボットを用いたWeb接客やEFOにより、CVRを向上させて売上アップを実現できます。

せっかくユーザーがWebサイトを訪れても、問い合わせや注文に至る前に離脱してしまうケースは少なくないでしょう。チャットボットを導入することで、まだコンバージョンしていない匿名の訪問者にもアプローチすることが可能になります。

実店舗のような接客をオンライン上で行うWeb接客や、ポップアップによるキャンペーン情報の提示など、訪問者の購買へのあと一歩を後押しできます。

また、問い合わせフォームの機能を搭載したチャットボットでは、まるで会話をするかのような自然さで面倒なフォーム入力を完了できます。

結果、EFO施策としてフォーム完了率を向上させることにより、CVR向上を実現するのです。

「問い合わせ対応の効率化」か「CVR向上」か

チャットボットの比較ポイント

きちんと効果がでるチャットボットを導入するため、どのようなポイントを押さえて比較検討すればよいか解説いたします。

難しそうに思えますが、全部で5つと片手に収まる程度なのでご安心ください。

「AI(人工知能)」の有無

チャットボットは、AI(人工知能)を搭載している「AI型」とAIを搭載していない「シナリオ型(ルールベース型)」の2種類に分けられます。

AIの有無によって、費用や機能面で大きな差が生まれるため一番大切な比較ポイントといえるでしょう。

それぞれのメリットとデメリットをまとめているので、詳細は下記の図をご覧ください。

種類メリットデメリット
AI型AI型■質問内容を正しく解釈できるので、正確な回答を導きやすい

■類義語を登録するメンテナンスの工数を削減できる
■初期データを投入と調整が必要で、運用開始まで時間がかかる

■ある程度は人間によるメンテナンスも必要

■価格が高い
シナリオ型シナリオ型■設定が簡単で効果が出るまでの期間が短い

■ルール通りに回答するため突拍子もない回答をすることがない

■価格が安い
■ルールとして設定していない質問には回答できない

■メンテナンスはすべて手動で行う必要がある

AIを搭載していると何ができるのか

AIを活用することでシナリオ型に比べて回答精度の向上が実現できますが、具体的にAIは以下の点において効果を発揮しています。

  • 入力された文章の解釈
    ユーザーが入力した文章に対して、文章を正しく解釈することで正しい回答と紐づけできる
  • 表現のゆらぎを吸収
    「Excel」と「エクセル」といったユーザーごとに異なる表現を同一のものだと認識できる
  • 柔軟な対話が可能
    シナリオ型のように型にはまった会話ではなく、学習を重ねることでより自然で柔軟な会話が可能。ユーザーは少ないアクションで回答に到達できるようになる

導入目的とツールの方向性

メリットで解説したように、チャットボットがもたらす効果は2つあり、ツールによってどちらを重視しているかが異なります。

一方は、管理部門やサポート部門において社内外の問い合わせ対応を効率化するもの、もう一方は、Web接客などで顧客との接点を増加させCVRを向上させて売上アップを狙うものです。

ただ、チャットボットの基本的な機能を用いればどちらもある程度は達成することができるので、Webページではどちらも並列して紹介されていることも多いです。

――どちらも達成できるのであれば悩む必要ないのでは?

当然そう思われるのでしょう。しかし、方向性が分かると、今後の更なるアップデートに期待がもてます。

導入して終わりではなく、本番は導入してからなので、自社の方向性と合致したチャットボットを選ぶことが長期的なメリットを生むのです。

機能

導入目的・ツールの方向性について比較を行ったら、更に一歩踏み込んで、チャットボットに実装されている各機能について比較していきましょう。

チャットボットは製品によって搭載されている機能が異なり、さらに同じ機能でも製品ごとに性能や使い勝手などに差が見られます。そのため、製品の機能については細かく比較検討を行い、自社の目的・用途・導入要件を満たしてくれる機能が備わった製品を選ぶことが重要となります。

製品にデフォルトで備わっている機能だけでは要件を満たせない場合もあるため、追加開発の可否やカスタマイズ性も含めてチェックしておきましょう。

費用

チャットボットはほぼ全てがクラウドサービスで、利用には初期費用と月額費用がかかります。

また、提供業者によっては別途費用がかかる場合があるため、どこまでが基本料金に含まれるかの確認は重要です。
チャットボット導入にあたり、下記はきちんと確認しておきましょう。

  • 初期費用
    →利用環境の構築費用。初期費用が無料でも月額費用に上乗せされている場合もあるので注意。
  • 月額費用
    →毎月支払う利用料。固定料金とPV数や従業員数に応じて従量課金の体系をとるツールがある。
  • 設定費用
    →チャットボットの設定にかかる費用。基本無料ですが、有償で代行する業者もある。
  • サポート支援費用
    →サポートを受けるのにかかる費用。価格が安いツールはサポートがマニュアルのみという場合もあるので注意。
  • 機能拡張にかかる費用
    →外部ツール連携や機能拡張にかかる費用。運用する上で必須の場合は、月額料金に上乗せされる場合がある。

外部ツール連携

チャットボットで得た情報を外部ツールに蓄積したり、ビジネスチャットなどのインターフェース上でチャットボットを利用したい場合、希望するツールと連携できるかが重要です。

下記との連携を希望するケースが多く、あてはまる場合は事前に確認しておきましょう。

  • 顧客データベース
  • LINE公式アカウント
  • ビジネスチャット(Microsoft Teams、LINE WORKS、slackなど)
  • メール配信システム

サポートの有無

機能ばかりに目が行きがちですが、サポートの有無は非常に重要です。

特に、「専任のサポート担当がいるのか」「レスポンスの速さはどうか」を確認することをオススメします。
営業マンがサポートも兼任している場合、やはり専任のサポート担当に比べて対応が遅れがちです。

また、レスポンスの速さについて調べたいときは、お試し環境を利用して実際に不明点を問い合わせてみるとよいでしょう。

サポートを利用するときは、「チャットボットを利用していて困ったとき」です。今すぐ解決したいことがスムーズに解消されるかは、サービスをストレスなく利用する上では非常に重要だからです。

ここまで、チャットボットを比較するポイントを解説しました。続いて導入目的に合わせたチャットボットツールを紹介いたします。

セミナーのバナー

用途限定!特化型チャットボット2選

チャットボットには用途を特化したツールが存在します。
特化していると利用できる範囲がせまいのでは?と思うかもしれませんが、目的に合ったツールであれば細かい気配りが行き届いているため、むしろ快適に利用することが可能です。

カスタマーサポートに特化!「KARAKURI」

カスタマーサポートに特化!「KARAKURI」

「KARAKURI」はカスタマーサポート業務に特化したAIチャットボットです。

最大の特徴は、「チャットボットの正答率95%実現を保証」していることです。蓄積された情報だけでなく、常時フィードバックを反映した新たな知見によるアップデートが、この数字を支えています。KARAKURIでは、有人対応との混合型システムの構築が可能で、対応の振り分けにより人材のコア業務への集中と顧客の要望に寄り添った対応との両立を図れるでしょう。

また、 CS業界経験者による現場感覚を伴ったサポート体制により、顧客の状況に合った手厚い支援が期待できます。 さらに、「ISO/ IEC 27001」の取得により、セキュリティ面も安心できます。

KARAKURI (カラクリ) | カスタマーサポート特化型AI搭載チャットボット
https://karakuri.ai/

離脱防止に特化!「BOTCHAN EFO Premium」

離脱防止に特化!「BOCHAN EFO」

「BOCHAN EFO Premium」は、CVRの最大化を図ることを目的とした、BOCHAN EFOの後継となる進化したサービスです。主な特徴は以下の通りです。

  • シンプルなチャット型UIによる一問一答のコミュニケーションで離脱を防止
  • 入力補助・設問数表示・内容復元など、充実したEFO機能で離脱率を最小化
  • 直感的な操作で誰でも簡単にシナリオやクリエイティブのカスタマイズが可能
  • 回答率・回答内容のレポート・ログに基づき、プロによるCVR改善サポートを実施

ツールの機能・性能が進化しただけでなく、プロによる徹底的な運用サポートを利用できるのが強み。平均CVR改善率は130%以上を誇る実績のあるサービスなので、フォーム離脱率の高さにお悩みの方にはおすすめです。

BOTCHAN EFO Premium
https://botchan.chat/product/efo-premium

無料プランがある!無料チャットボット2選

数は非常に限られますが、無料プランがあるチャットボットもございますので紹介いたします。
無料チャットボットツールは、利用できる期間や機能制限がある場合があるため、事前に確認しておきましょう。

有望なリードの見極めやミーティングの予約で活躍!「HubSpot」

有望なリードの見極めやミーティングの予約で活躍!「HubSpot」

「Hubspot」は、CRM(顧客管理ツール)の機能としてシナリオ型チャットボットを提供しています。

目的に応じたボットのテンプレートが搭載されているので、利用目的にあったチャットボットをすぐに作成することが可能です。CRMと統合されているため、顧客データの情報をもとに個別のメッセージを送信するだけでなく、チャットボットの会話データで集めた情報を蓄積することもできます。

<出典>HubSpot
https://www.hubspot.jp/products/crm/chatbot-builder

予約受付や求人エントリーで活躍!「anybot」

予約受付や求人エントリーで活躍!「anybot」

「anybot」は、LINEやWeb、Messenger上で利用できるシナリオ型チャットボットです。

UI/UXに優れているため、チャットボットを超える接客体験を提供可能で離脱の防止に貢献できます。また、高度なカスタマイズ性を持ち、自社の希望に沿ったチャットウィンドウをお手軽に設定できる点も魅力です。

<出典>anybot
https://anybot.me/

ブラストメールのバナー

AIの有無×ツールの方向性!分類別チャットボット13選

特化型・無料プランのおすすめチャットボットを紹介しましたが、その他にもチャットボットツールは沢山存在します。

「AI型」と「シナリオ型」、「問い合わせ対応の効率化」「CVR向上」にカテゴリ分けしてご紹介しますので、自社の運用に合ったチャットボットを探してみてください。

チャットボット13選のカオスマップ

チャットボット13選をカオスマップで視覚的に表すと下記になります。

chatbot_chaos-map

続いて、それぞれのカテゴリごとにおすすめチャットボットを紹介しています。希望カテゴリに属するチャットボットをぜひご覧ください。

AI型×問い合わせ対応の効率化

AIを搭載しつつ、問い合わせ対応の効率化を目的としたチャットボットを紹介いたします。

hitTO

hitTO

「hitTO」は、オリジナルAIとIBM製のAIである「IBM Watson」という2つのAIを活用したハイブリッド型チャットボットです。2つのAIの長所を融合させることで回答精度の向上を図り、業務効率化と顧客満足度の改善を実現できます。

ユーザーからの評価・フィードバックを活かした自動学習機能により回答精度の向上が図れるhitTOは、直感的操作ができる管理画面によりメンテナンス性にも優れます。デバイスを選ばないユーザーインターフェース、さまざまなビジネスチャットとの無料連携は自在なカスタマイズを可能にし、活用の場をさらに拡げてくれるでしょう。

またhitTOは、導入後の運用支援メニューも充実しています。専任担当がついて導入時のチューニングからニーズの聴き取り、さらには他社成功ノウハウの伝授まで多面的なサポートを受けることができるため、はじめてチャットボットを導入するという企業も安心できるでしょう。

社内向けAIチャットボット「hitTO(ヒット)」
https://hitto.jp/

QuickQA

QuickQA

QuickQAは、2015年設立の株式会社エーアイスクエアが提供するAI型チャットボットです。

日本語を得意とする純国産のシステムで、最先端の自然言語処理技術により、少ない学習データでも言葉のゆらぎを学習し、ふさわしい回答を提示することが可能です。

従来型のキーワードマッチ方法ではない、独自のAIエンジンが質問文の表現の差異を吸収し、回答文の精度を高く表示することができます。従来、機械学習は一部のエンジニアしか取り扱えないものとされてきましたが、QuickQAは直感的に操作可能な管理ツールで、専門的な知識のない人でも簡単に学習作業を行うことを可能にしました。

また、Office365やWebチャットなどのコミュニケーションツールと容易に連携できるため、新しいツールの導入や社員教育が不要です。

QuickQAは、無料でトライアル利用することができます。無料期間や利用できる機能など詳細は、お問い合わせください。

QuickQA AI自動応答システム | AI SQUARED
https://www.ai2-jp.com/package01/

PKSHA Chatbot

BEDORE

PKSHA Chatbotは、金融系企業を中心に100社以上の導入実績を誇る、AIチャットボットで国内トップクラスのシェアを誇るサービスです。主な特徴は以下の通りです。

  • 独自のAI対話エンジンにより日本語の圧倒的な回答精度を実現
  • ローコード・ローメンテナンスで運用することが可能
  • カスタマーサポート・社内問い合わせ等社内外両方への対応が可能
  • Office365・RPA等の業務ツールと連携することで、バックオフィス業務の自動化が可能
  • ビジネスチャットとの併用によるコミュニケーションツールとしての運用も可能

金融系企業にも多く導入されているサービスであるため、信頼性・堅牢性・機能性を重視してAIチャットボットを導入したい方にはおすすめです。

国内トップクラスのシェアを誇るAIチャットボット| PKSHA Chatbot
https://aisaas.pkshatech.com/chatbot/

AIさくらさん

AIさくらさん

AIさくらさんは、1993年設立の株式会社ティファナ・ドットコムが提供するAI型チャットボットです。

各種分析結果やレポート機能が充実しており、導入・設定・運用が手間なくスムーズに行えることが特徴です。業務日報の作成と管理、社内ヘルプデスクの対応以外にも、受付対応(コンシェルジュ)、インバウンド接客、社外からの問い合わせ、Web接客・Web集客など幅広い業務で効果を発揮します。

音声やテキストで話しかけることで、人間の言葉を理解してすぐに応答し、返答に関してはテキスト情報以外にもエクセルやpdf、動画などのデータと一緒に提示することができます。個別対応が必要な場合には、AIさくらさんが自動応答している途中で有人オペレーターに対応を引き継ぐこともできます。

AIさくらさん: 人工知能(AI)搭載キャラクター「さくら」による接客システム
https://tifana.ai/

My-ope office

my_ope_office

My-ope officeは、株式会社mofmofが提供する総務・人事向けのAIチャットボットです。

社内用語や環境に合致するよう独自のエンジンを搭載しており、汎用的なチャットボットに比べて構築の手間を削減できるのが特長です。

また、簡単ではありますがテンプレートの用意もあるため、これからFAQを精査する方にとっては役立つでしょう。スケジュールやタスクの管理、運用方法の提案など支援も豊富で、社内公開までサポートしてもらえます。

誰でも簡単!社内問い合わせ専用チャットボット My-ope office
https://www.my-ope.net/

AI型×CVR向上

AIを搭載しつつ、CVR向上を目的としたチャットボットを紹介いたします。

hachidori

hachidori

「hachidori」は、運用面での柔軟性の高さが際立つチャットボットサービスです。シナリオ・フリーワード・有人チャットなどさまざまな機能を組み合わせたボットの構築ができるため、カスタマーサポートからAPI連携を駆使したマーケティングまで、広範囲の業務での活用が見込めます。

LINEをはじめとする、さまざまなプラットフォームとの連携も可能です。クエリ機能やアナリティクス機能をうまく活用することで、ユーザーのニーズにあった情報提供が実現します。また、キャンペーン配信機能により効果的な情報配信が目指せるため、販促に注力したい企業にもおすすめです。

さらに、カスタマー窓口が万全のサポートを行ってくれるため安心です。セキュリティに関しても、AWS WAF自動運用サービス「WafCharm」の導入により、最新の脅威にも素早い対応を実現しています。

hachidori(ハチドリ)| プログラミング不要のチャットボット開発ツール
https://hachidori.io/

GENIEE CHAT

AI.BiS

GENIEE CHATは、4,500社以上に導入されている実績を持つ、CX向上を実現するためのAIチャットボットツールです。主な特徴は以下の通りです。

  • Web接客・サポート・解約防止までをワンストップで対応することが可能
  • Web接客・FAQボット・チャットEFO・有人チャットをツール一つで対応可能
  • 行動データを可視化することで、顧客一人ひとりにパーソナライズされたWeb接客を実現
  • 解約データの分析からCVR向上の最適な施策の設計が可能
  • 好みに合わせてマーケティング強化・ユーザーサポート強化の施策を選択可能

GENIEE CHATは汎用性や機能性に優れており、目的や状況に合わせた運用を行うことが可能なサービス。CVR向上にアプローチできる最適なチャットボットをお探しの方にはおすすめです。

チャット型Web接客プラットフォーム|GENIEE CHAT
https://chamo-chat.com/

シナリオ型×問い合わせ対応の効率化

シナリオ型で、問い合わせ対応の効率化を目的としたチャットボットを紹介いたします。

hitobo

hitobo

アディッシュ提供の「hitobo」も導入が簡単なチャットシステムです。既存のFAQを入力するか、CSVでアップロードするだけでチャットボットが完成します。イチからシナリオ構築を行う必要がないため、導入期間を大幅に短縮することができるでしょう。

自動認識機能による表現ゆれへの自動対応・24時間不休の問い合わせ対応・自動振り分け機能などにより、顧客満足度の向上はもちろん、対応にかかる手間と人件費の削減も期待できます。CSV形式でのLINE・Facebook Messenger・Webサイトとのスムーズな連携も可能です。

hitoboは、バージョンアップにも積極的で、たとえばチャットログ自動分析による改善支援機能の追加により、導入後の修正に要する時間と作業負荷を大幅に削減できるようになりました。

また、hitoboには、無料トライアルが用意されています。

チャットボットのhitobo(ヒトボ) | アディッシュのチャットボット(ChatBot)サービス
https://hitobo.io/

シナリオ型×CVR向上

シナリオ型で、CVR向上を目的としたチャットボットを紹介いたします。

qualva

qualva

株式会社PROFESSY提供の「qualva」は、新規顧客獲得に特化したチャットボットです。対話形式でユーザーのフォーム入力を支援していくため、離脱率低下によるコンバージョンの向上が目指せるでしょう。シナリオ型ボットが全ての過程を全自動応答しますので、オペレーションコストの削減も期待できます。

熟練のUIデザイナーの手によるユーザーファーストのデザインは、自在なカスタマイズと快適な操作性を実現しています。送配信・開封のリアルタイムでの結果確認ができる効果測定機能により、品質向上への修正も迅速に行うことができるでしょう。

また、qualvaでは周到なセキュリティ対策が施されており、プライバシーポリシーの制定やPCI-DSSの取得など、顧客情報の徹底管理を実現しています。

qualva(クオルバ)|「コンバージョンチャットボット」-新規顧客獲得率No.1-
https://qualva.com/

CraftChat

CraftChat

CraftChatは、300社以上に導入されている実績を持つ、リード獲得率の向上を重視したチャットボットサービスです。主な特徴は以下の通りです。

  • 会話から取得したデータをマーケティングに活用する機能が充実
  • Facebook・Instagram・LINE・Webサイト等、最適なチャネルでコミュニケーションを図れる
  • リード獲得からナーチャリングまでをワンストップでサポートすることが可能
  • 利便性に優れたフォルダ形式が採用されており、シナリオの管理・運用もスムーズ
  • データ分析・CRM連携など、マーケティングを加速する機能が充実

チャットボットを活用してリード獲得率を向上させたい方、マーケティング機能を重視したチャットボットの運用を行いたい方にはおすすめです。

リードを加速させるチャットボットサービス|CraftChat
https://www.craftchat.ai/

zeals

zeals

zealsは、2014年設立の株式会社Zealsが提供するシナリオ型チャットボットです。

zealsでは、会話構築から導入・運用までzeals社が一括で請け負います。チャットボットの性能を左右する会話構築を、ユーザーに代わってプロのコミュニケーションデザイナーがヒアリングして構築するため、ユーザーがやることはWebサイトと連携するのにタグを埋め込むだけです。

ランディングページ内や各種サイトへLINEやFacebook Messengerなどのチャットリンクを設置することで、ユーザーをシームレスに誘導し、とりこぼしを防いで商品購入、資料請求、会員登録に至るCVRを改善できます。

ジールス(Zeals) ※旧fanp|業界シェアNo.1 チャットコマース
https://lp.fanp.me/

Engagebot

Engagebot

Engagebotは、2014年設立の株式会社REACTが提供するLINE/Facebookボットの、MAシナリオ型チャットボットです。

一般的なWeb広告とは異なり、LINE/Facedbookボッドで一度友達になったユーザーに対して継続的なアプローチが可能な新しいマーケティングツールです。

従来、企業公式アカウントによるLINE/Facebookはユーザーに対して一方的に情報を発信するだけでしたが、Engagebotにより双方向のコミュニケーションが可能になります。

Engagebotの主な機能には、グループ拡散機能やヒアリング機能、診断機能、クイズ機能、時間別メッセージ配信などがあります。

Engagebot
https://www.engage-bot.asia/

sinclo

sinclo

Sincloはメディアリンク株式会社が提供するチャットボット型Web接客ツールです。
Webマーケティングに活用することで、チャット内でコンバージョンを発生させるだけでなく、離脱の防止や見込客の発掘にも寄与します。
シンプルでわかりやすいUI/UXが特長で、マニュアル不要で直感的に操作できる点も強みでしょう。

14日間の無料トライアルも用意されているので、契約前に使い勝手を確かめたい方は事前にお試しすることが可能です。また、様々な外部サービスとも連携しており、普段お使いのサービスと簡単に連携ができます。

ノーコードでできるチャットボット型Web接客ツール「sinclo」でWebサイトの効果を最大化
https://sinclo.medialink-ml.co.jp/

チャットボット17選の分類まとめ

先に紹介したチャットボット18選に加え、特化型・無料型を含めて分類ごとにまとめております。

用途を限定した特化型チャットボット

特化領域サービス名料金
カスタマーサポートKARAKURI要問い合わせ
離脱防止BOTCHAN EFO Premium要問い合わせ

無料プランがあるチャットボット

無料プランの有無サービス名料金
有りHubSpot要問い合わせ
有りanybot要問い合わせ

問い合わせ対応の効率化向けチャットボット

AI型orシナリオ型サービス名料金
AI型HiTTO要問い合わせ(従業員数課金)
AI型QuickQA初期費用:100万円
月額費用:30万円~/月
導入支援費用:30万円~
AI型PKSHA Chatbot要問い合わせ
AI型AIさくらさん初期費用:90万円
月額費用:38万円~/月
AI型My-ope office要問い合わせ
シナリオ型hitobo要問い合わせ

CVR改善向けチャットボット

AI型orシナリオ型サービス名料金
AI型hachidori要問い合わせ
AI型GENIEE CHAT要問い合わせ(成果報酬型)
シナリオ型qualva要問い合わせ
シナリオ型ChatBook要問い合わせ
シナリオ型zeals基本料金は無料
(CVの成果報酬)
シナリオ型Engagebot要問い合わせ
シナリオ型sinclo要問い合わせ

チャットボットの選び方フローチャートマップ

ここまでの説明をもとに、自社にあったチャットボットを選ぶためのフローチャートを作成してみました。
自社の希望内容に応じてどのようなチャットボットを選ぶべきか目星をつけていただければ幸いです。

改めてチャットボットを探し始める前に

いきなりチャットボットを探し始めることだけは絶対にやめましょう。

なぜなら、チャットボットツールはご存知のとおり膨大な数があるため、判断基準がないままサービスサイトを眺めていたら時間がいくらあっても足りないからです。

「このツールは自社の目的を達成できるか?」の判断基準をもつためには、事前準備が必要です。

まずは、チャットボットを探したい気持ちを抑えて、現状の把握・分析を行います。

チャットボットでどんな目的を達成したいのか?

チャットボットを検討するにあたり、「目的」を明確化しましょう。

一般的に下記のような目的をもってチャットボットを導入される方が多いですが、どれに当てはまるでしょうか。
もちろん、目的は1つではなく複数になることもあります。

チャットボットで達成したいこと
  • サポート部門の対応工数削減
  • 社内問い合わせの対応負担削減
  • WebサイトのCVR向上

どういうシーンで活用できるのか深掘りする

上記でどのような目的を達成したいかは確認できたと思います。次は、「実際の現場において、具体的にどういうシーンで活用できるか?」を追求していきます。

チャットボット導入のよくある失敗として、「思っていたより利用されなかった」「費用対効果が悪かった」などの声があります。

しかし、よく中身を見てみると、そもそもWebサイトに訪れる人数が少なかったり、チャットボットの自動回答では解決が難しい問い合わせだったりすることがあります。

そのため、下記の項目に従って、活用できるシーンを深掘りしてみましょう。

深掘りができたら、ある程度まででかまいませんので、どのくらい利用されるのか「頻度」を想定してみましょう。
問い合わせの対応件数を削減する目的であれば、実際の件数と所要時間を計測すると、より具体的に削減効果を想定することが可能です。

ここまでで、チャットボットを導入する目的、活用シーンを明確にできました。
続いて、チャットボットを導入するにあたり、どのくらいリソースを割けるかを3つの項目で確認していきます。

チャットボットに割くことのできるリソースを確認する

チャットボットの導入にあたり、自社リソースを3つの項目から確認することで比較をスムーズに進めることができます。

  • 予算
    チャットボットは月額料金制のサービスが多いので、ランニングコストも加味して確認しましょう。無料で提供されているサービスもありますが、利用できる機能に制限がある場合が多いため、有料サービスの導入がおすすめです。
  • 時間
    チャットボットは大なり小なり設定に時間がかかります。導入してからどれくらいで使い始めたいかを確認しましょう。
  • 人的稼働
    設定をするためにどのくらい人的稼働をかけられるか確認しましょう。また、一度設定して終わりではなく、効果を最大限発揮するには定期的な見直しが必要なことも加味しておきましょう。

こちらで「探し始める前に」のおさらいは以上です。ツール選定の前段階として、必ず自社の状況を整理しておきましょう。

相性が良いツールと一緒に使う

チャットボットと相性が良いツールはメール配信システムです。この2つを組み合わせることで、様々な使い方ができます。

その中でも最も汎用的なのが、チャットボット内で反応が大きかったコンテンツや質問が多かった内容をコンテンツにしてメール配信システムで一斉送信することです。これは社内向けでも社外向けでも問題ありません。

さらに、チャット内でリード情報を獲得することができれば、メルマガ配信のリストに追加することも可能となります。

また、チャットボットはあくまで受け身のツールとなるためこちらからのアクションができません。一方でメールであれば攻めの情報発信ツールとして活用できます。

これらのことからもチャットボットとメール配信システムの相性は良いと言えるでしょう。

チャットボットのQ&A

AI型とシナリオ(ルールベース)型のどちらが良いですか?

単純な機能比較では、AI型の方が優れています。しかし、重要なのはコストとパフォーマンスのバランス、つまり費用対効果です。多少値段が張っても幅広い問い合わせに解決したい場合はAI型を、まずは小さく定型的な問い合わせを解決したい場合はシナリオ型を検討するとよいでしょう。

チャットボットはどのような項目で比較すれば良いですか?

チャットボットの基本機能である「自動回答」に大きな差はありません。そのため、「チャットボットの効果を検証するレポート機能があるか」、「困ったときにすぐにサポートしてもらえる体制があるか」といった項目や、提供会社として「セキュリティ面は信用でいるか」「今後もバージョンアップして使いやすくなる将来性はあるか」などの軸で比較することがおすすめです。

導入前にトライアルできるのか?

提供会社によりますが、無料トライアル期間を設けているツールが多いです。実際に使ってみないとわからないことも多いため、トライアルしてみるのもよいでしょう。その際に、不明点があれば問い合わせしてみることで「サポート体制」も確認できるため、安心して導入に進むことができます。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Email Rising編集部です。Email Risingではメール配信システムやメールマーケティングについてのお役立ち情報を発信しています

目次